宮城南部復興支援ボランティア(MSR+)のために、お祈りとお支えをありがとうございます。
3月11日の東日本大震災が起きた時、アガペーCGNではいち早く、気仙沼や大槌町など、被害の大きいところに救援物資を運び、家の泥出しや瓦礫の処理を始めていました。
そして、私たちは4月の終わりに、津波で流された気仙沼第一聖書バプテスト教会の教会員の印刷所の泥出しのボランティアをさせていただきました。そこでの被害を目の当たりにした時に、更に私たちに何ができるだろうかと祈りに導かれました。
そして、そこで初めてEM(有用微生物群)の散布をさせていただいた時に、クリスチャンのEMの指導者(この方も気仙沼で被災された方ですが)との出会いが与えられたのです。
当時、宮城県の北の方や岩手県には働きが広がっていましたが、一方で南の名取市、岩沼市、亘理町、山元町は、ほとんど手つかずで取り残されていました。そこで、私たちは主に導かれて、今年の6月に岩沼市にボランティアセンターを開設することになりました。
そして、被災された方が、津波の臭いに悩まされていることを知り、軽トラックやエンジン付きの噴霧器を購入し、EM散布のボランティアを行うことにしました。
最初は、どこに散布して良いのか分かりませんでしたが、亘理町の一人の姉妹と出会いが与えられ、チラシ配布を通して、その働きは、町内全体に広がっていきました。
そのようにして、次の月に何をするのか分からないというのが現実でしたが、主が導いて下さって11回のボランティアで、一度もその働きが途絶えることなく、600軒以上にEM散布を行うことができました。
8月までは、津波の臭い消しのために、庭や、床下に散布を行ってきましたが、9月からは、畑にEMを蒔いて欲しいと農家から要望があり、「よみがえれ豊かに田畑」というテーマで、広い畑に散布をしてきました。
そして、畑のための肥料としてEMぼかしが9月に10トン、10月に3トン、11月に20トンの寄付を受け、クラッシュジャパンからEMの培養器の設置のため、サマリタンパースから2トントラックの寄付を受け、その働きは来春の田植えや作付けに向かって広がろうとしています。
この働きのために、お祈りと心のこもったお献げ物を心から感謝します。
この11回のボランティアを通して、多くの恵みをいただいてきました。
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何よりも力になったのは、毎朝語られる聖書の御言葉です。
MSR+では、毎朝早天祈祷会が持たれます。その中で、その日に必要な御言葉が与えます。
神様の御声を聞いて、祈りをもって一日のボランティアに出かけることができることは何よりも大きな恵みでした。
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次に教団教派を超えた主にある交わりです。
そして、この働きのために、北は北海道、南は沖縄から、そして、韓国やシンガポールなど海外から、延べ200人以上のボランティアの方々が、時間や経済的な犠牲を払って来てくださいました。それらの方々と共に汗を流し、寝食を共にする主にある良き交わりが与えられたことは本当に感謝です。
- そして、地域の方々との信頼関係です。
地域の方々との良き交わりが与えられてきました。EM散布に行くと、行く先々で震災のことをいろいろ伺うことができました。また、町内会長さんや区長さんが先頭に立って私たちの道案内をしてくださった事もありました。そのように地域の方々に受け入れられていることは大きな恵みです。
私たちの働きは小さな働きですが、この働きを通して、この津波で農業をやめようと思っていた方に、希望が与えられ、再び始めようとしておられる姿に、主の恵みを感じています。
祈祷課題
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被災者の方々の心が癒され、将来に希望が与えられるように
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この働きを通して、救われる魂が起こされ、やがてこの地に教会が生み出されるように
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この働きの必要が満たされるように
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Elijah (月曜日, 23 7月 2012 15:05)
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