MSR+ #03 岩沼センターよりメール報告

MSR+ #03 第一日を終えました

 今日の活動の特筆すべき出来度とは午後4時~5時半までの<EMのお話とピアノコンサート>に地元の人50名近く参加してくださり、全体で60名の集会となりました。
亘理町逢隈高屋地区230戸にEMを散布し、そのことで多くの方々が参加して下さいました。それとその後の夕食が24名となりました。
半分は帰ったり別の宿舎へ移ったりしましたが、24名の方々がボランティア活動に何らかの形で参加して下さったことはただ感謝します。
具体的な活動については後日。
暑い一日でしたが、みんな守られています。お祈りを感謝します。
                                 小寺隆

MSR+第2日を終えました

お祈りを感謝申し上げます。
二日目も無事に終えることが出来ました。天候が曇りで、台風の影響で風がありました。しかし夏ですでの、動いている間は汗が…

今日の特筆事項が三つあります。

まず一つは亘理町逢隈高屋地区233戸全部にEMを散布できたことです。第1回に佐藤さんを頼りにして、佐藤さんの周辺の十数戸の場所から始まり、佐藤さんの知り合いに声を掛け、そして地区長さんに交渉して、全地域への散布の道筋を付けてくださいました。そして何より、前回から一緒に散布してくださいました。今回も海の日に一日一緒に散布してくださいました。そして、昨日の公民館での集会に60名の方が参加してくださいましたい。

次にセンターの前にある地区長さんの畑にEMを散布しました。塩害で試しにいろいろなものを植えて成長を調べていますが、津波が被った土地は成長が悪いとのことで、
前回足利さん(三陸EM研究会代表)の話を聞き、自分の畑で試してみることになりました。
4名(足利さん、わたし、脇先生と教会員)で2時間で700ℓを散布しました。
三箇所の畑でした。悪臭のための散布とは全く違い、畑に一度散布し、そのあと耕うん機にうなして、もう一度EMを散布しますした。
8月29日にはセンター前の公民館に地区の方たちを招いてEMでの土壌改良について、足利さんが話をします。今後の展開はまだわかりませんが、大変な作業ということはわかりました。

三番目は、フリーメソジスト教団の委員長と理事のお二人先生が関西から岩沼に来てあす一日ボランティア活動に参加されます。わたしたちのボランティア活動に興味をもってくださり、わざわざ来てくださいました。

24名の方と一緒に食事ができたり、他教団の先生方が興味を持ってくださったり、地域の方が先の見えない現実に対して何かできなかいと苦悩していることを知ったりと…すべての始まりは現場に身を置いた時から始まりました。主の導きを多くの出会いを通して自分たちの力ではなく、人々をつなげる主の憐れみと感謝します。

写真は後日にしますことお許しください。FaceBookでは見ることができます…

                           小寺隆

MSR+ #03 を無事終えて

MSR+第3回の活動が無事終了しました。今回4ヶ月を過ぎて思​わされたことは、最終日にEMを散布した地域は、床上浸水した地​区で、18戸のうち人がいるのは5戸で、それぞれ2階建ての2階​で生活しています。仮設と家の生活ですが、これからもう一度住む​ことを願っています。震災後しばらくは二度と住みたくないと思っ​ていても、現実には別のところに移り住むには費用がかかり、それ​で今になって自分たちが震災前まで住んでいた家に戻ろうとしてい​ました。

 

 

追伸
今回EM散布を予定していた家を間違えて同じ名前の別のお宅を訪問したところ、活動について興味をお持ちくださり、しかも地区長さんでもあったために、その地域60世帯を9月に散布することになりました。しかも雨が降っていたために、家で昼食を食べるようにと初めてのわたしたち総勢20名を家に上げてくださいました。
毎回このような不思議、主の導きがわたしたちの働きを支えてくださっています。皆様の祈りを感謝しています。

  
業の再建の見通しが…

岩沼のセンター地域でのEM散布が次回の活動から始まります。そこで地区長さんとじっくり話すことになり、農家の方々の状況を少しうかがいました。津波の被害にあった水田は瓦礫が埋まっています。大きいものからちいさいものまで様々です。大きなものは車、松の木などからガラスの破片までいろいろですが、その撤去作業が始まりつつあります。次に水田に水を供給する設備(揚水ポンプ、用水路など)の修繕が必要です。そして用水路と排水路の瓦礫の撤去、排水ポンプの修理が終わって初めて水田に水が入ります。

ポンプは順次修理が終わっても、用水路の瓦礫撤去は被害の少ない地区から順次、地区長さんの田んぼがいつになるかは未定だそうです。しかし、水が入っても津波で必要な機材がなくなっています。トラクター、田植え機、コンバイン、脱穀機、乾燥機、保管庫…

畑の場合でも壊れたハウスの撤去と建て直し、暖房機、自家水ポンプ…

考えただけで数千万の費用が…

 

名取市から岩沼市、亘理町そして、山元町と宮城南部地区の広大な地区の農家の方々のこれからの生活再建の実情を知りました…

《復興支援委員会 委員長 小寺 隆師 Facebookより転載》

 

 

 

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