ウェスレアン・ホーリネス教団
教団委員長 小寺 徹
震災支援対策委員会 小寺 隆
教団事務局長 川崎 豊
栄光在主
3月11日午後3時前に起きた東北地方太平洋沖地震はM9.0で、これは20世紀からでも4番目の大地震でした。またこの地震がもたらした津波は、千年に一度の規模の被害を、青森から千葉まで至る広大な地域にもたらし、その内甚大な被災地域でも岩手から福島と南北に500kmもあり、避難所、避難されている方々も30万近くになり、復興への道のりは簡単ではありません。
現在ウェスレアン・ホーリネス教団は、避難されている方々への支援体制を準備しております。わたしたちの教団に所属する塩釜ともしびチャペル(平島望牧師)は、幸い教会自体は被害を受けませんでしたが、平島先生のレポートにあるように、周辺地域は甚大な被災を受けています。
また、千葉県には、旭キリスト教会、習志野キリスト教会、九十九里みぎわ教会があります。旭キリスト教会では一部に亀裂が入りました。なお旭キリスト教会についても、後日状況を報告します。しかし、教会員の中には津波ではなく、土地の液状化で被害を受けた方がおられ、液状化は習志野キリスト教会の周辺でもありました。
教団として、今必要とされている災害への緊急の支援とともに、今後始まる復興への支援も行っていきたいと願っています。
そこでぜひ、被災地区にある、塩釜ともしびチャペルを拠点として復興支援ができるようにと準備していきたいと願っております。広範囲での支援が必要ですが、教団教会がある塩釜を教団として支援していきたいと願っています。そして、地域の復興に教会の復興がつながるよう願っております。
それと共に、現在の緊急支援とともに復興支援を教団として行っていきます。緊急支援については順次メール等で各教会へ連絡がなされておりますので、よろしくお願いします。また今後始まる復興支援についても、お願い申し上げます。
今後の震災復興の必要のために各教会が震災支援を継続くださるようお願いします。既にご連絡しておりますように、教団の通常の郵便振替口座をご利用くださり、献金の内容を明記して送金をお願いします。
1.義援金送金先
口座名:ウェスレアン・ホーリネス教団
郵便振替口座番号:00180-5-364505
2.義援金の送り主を明記してください。
個人の場合 ○○ ○○(○○教会)と名前の後に教会名を記入
教会の場合 ○○教会
3.献金先を明記してください。
①献金先を指定しないで教団に委ねる。
(この場合震災支援対策委員会が献金先を決定し常任委員会で承認を得る。)
②キリスト塩釜ともしびチャペル
③旭キリスト教会
④アガペーCGN救援隊
⑤その他震災のための支援先を指定する
4.今後の災害支援体制
1) 現在実施されている「アガペーCGN」支援に協力する。
毎週日曜日午後3時淀橋教会出発し、木曜日に戻る予定
運転手のボランティア・物資を募集。
献金については教団が窓口になります。
2) 被災地での復興支援(5月頃から~)
塩釜ともしびチャペルと山形南部教会(両教会の距離は80Km、高速利用で1時間半程度)を拠点として、ボタンティアを派遣する。
現地責任者:平島望(キリスト塩釜ともしびチャペル)
岡摂也(山形南部教会)
3) 他団体が実施する災害支援に協力・参加する
ワールドビジョン、JEAなど
今後教団の災害支援については災害支援対策委員会が常任委員会と協議しながら進めていきます。復興に関しては今後しばらく継続していくと考えられますので、一時的な支援にとどまらず、長期的な支援をお願い申し上げます。
災害支援対策委員会
委員長:小寺隆 委員:本間尊広、山崎忍、峯野慈朗、山田証一
現地委員:岡摂也、平島望
今後各教区からも1名程度の委員を選任します。常任委員会も協議に加わっていきます。